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まぶた/結膜の手術

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眼瞼下垂症

炭酸ガスレーザーで、出血・腫れの少ない手術

眼瞼下垂とは、まぶたを挙げる筋肉がうまく働かず、まぶたが下がっている状態のことです。
一般的にまぶたは加齢とともに下がってくるので、まぶたが下がったからといって必ずしも病気とは言えませんが、つらい症状が現れている場合は治療をお勧めします。

当院では炭酸ガスレーザーを用いて手術を行っております。
通常のメスでは出血が多いため術野が見えづらく、止血をしながらの手術で時間がかかってしまいます。
これに対して炭酸ガスレーザーは、止血と凝固をしながら組織を切開することができるため、出血が少なく、片眼で20分と短時間で手術を行うことが出来ます。

当院では、まぶたの手術時にも手術顕微鏡を使用しています。
顕微鏡を用いることで、筋肉や血管などの組織の見極めが正確になり、不必要な組織の損傷や無駄な出血を極力抑えた、丁寧な手術操作が可能になります。

炭酸ガスレーザー手術装置 LASERY 15Zμ

炭酸ガスレーザー手術装置
LASERY 15Zμ

手術顕微鏡 OPMI Lumela T

手術顕微鏡
OPMI Lumela T

※美容目的の手術との区別を明確にするため、40歳未満の患者様には眼瞼下垂の手術は行っておりませんのでご了承ください。

翼状片

翼状片は、結膜(白目の部分)が角膜(黒目の部分)へ三角状に伸び、覆いかぶさる病気です。
鼻側から増殖を始め、黒目の方向に何年もかけて少しずつ侵入します。
原因ははっきりとわかっていませんが、加齢や紫外線、ほこりなど慢性的な外界の刺激によるものと考えられています。

翼状片

手術では、角膜上に伸びた翼状片とともに異常な球結膜を切除します。
その後、残った翼状片と黒目の間に周囲の正常な結膜を伸ばして移植し、切除した部位を覆います。
さらに、再発を予防するために、抗がん剤のマイトマイシンを術中に使うこともあります。

結膜弛緩症 ~目のシワ~

結膜弛緩症とは白目(結膜)の皮がたるんだ状態をいいます。皮膚にしわが現れるのと同様に加齢性の変化です。

結膜弛緩症は物理的に結膜が余っている状態なので、点眼薬で症状が軽快することはあっても、完治は困難です。
目薬をきちんと点しても症状が良くならない場合は、手術治療をお勧めします。

手術ではたるんだ結膜に凝固器具を使用して軽いやけどの痕を作り、収縮させて目の表面をシワの無い状態にします。
従来は、結膜を切除して縫合していましたが、結膜を凝固するこの方法では、縫合が不要で手術時間も短縮されます。

バイポーラ―凝固器 SX-2001

バイポーラ―凝固器
SX-2001

逆さまつ毛

逆さまつ毛は、まつ毛の生え方が不規則に乱れて、まつげが目に当たって角膜(黒目)を刺激します。
程度が強くなり、角膜が何度も傷つくと黒目が濁り、視力が低下することもあります。

治療はまつ毛を抜くことになりますが、抜いてもすぐにまた生えてきてしまいますので、根治療法としてはまつ毛を脱毛する手術を行います。

電気分解器 TE-500

電気分解器
TE-500