屈折矯正手術について
屈折矯正手術とは、メガネやコンタクトレンズを使わずに手術によって目の屈折異常(近視・遠視・乱視)を矯正する方法です。
現在実施されている屈折矯正手術は、大きく分けて2種類あります。
- レーシック
角膜にレーザーを照射して角膜の屈折力を調整することにより、近視・遠視や乱視を矯正する屈折矯正手術 - 眼内コンタクトレンズ(ICL・IPCL)
レンズを目の中に入れることで近視・遠視や乱視を矯正する屈折矯正手術
手術費用一覧
レーシック
V-LASIK | SMILE | |
---|---|---|
手術費用 (片眼) |
110,000円 | 165,000円 |
術前検査 | 33,000円 | 33,000円 |
眼内コンタクトレンズ
ICL | IPCL | IPCL(多焦点) | |
---|---|---|---|
手術費用 (片眼) |
385,000円 ※乱視用440,000円 |
330,000円 ※乱視用385,000円 |
495,000円 ※乱視用555,000円 |
術前検査 | 55,000円 | 55,000円 | 55,000円 |
すべて税込
屈折矯正手術までの流れ-適応検査
所要時間 1時間30分
検査(30分)
手術を受けることができるか検査を行います。
医師の診察
検査・診察結果をもとに適応判断を行います。
散瞳検査
瞳孔を開く目薬をさします。瞳孔が開くまで20分~30分かかります。
瞳孔が開くと4~5時間物が見えづらくなる為、車の運転はできません。
※当日散瞳ができない場合は、術前検査の前までに検査を受けてください。
医師の診察
瞳孔を開いた状態で眼底を観察し、眼科的な疾患がないかを調べます。
また、今後の治療方針についてご説明します。
カウンセリング
手術内容や費用についての説明、日程の確認を行います。
お一人お一人のライフスタイルや職業等に合わせたカウンセリングを行います。
レーシック・スマイルが適応可能な方
- 18歳以上の度数が安定している人
- 屈折度数が-6.0D以内かつ角膜の厚みが十分にある人
レーシック・スマイルが適応できない方
- 目の病気がある場合
(角膜疾患、ぶどう膜炎、白内障、緑内障、眼底疾患) - 全身疾患がある場合
(免疫不全疾患、重度の糖尿病、重度のアトピーなど) - 妊娠中または授乳中
- 向精神薬服用者
眼内コンタクトレンズが適応可能な方
- 18歳以上の度数が安定している人
- 前房深度が2.8mm以上の人
眼内コンタクトレンズが適応できない方
- 目の病気がある場合
(角膜疾患、ぶどう膜炎、白内障、緑内障、眼底疾患) - 角膜内皮細胞数が年齢に対する基準を下回る場合
- 重篤な全身疾患がある場合
(重篤な糖尿病、膠原病など) - 妊娠中または授乳中
- コラーゲンに対する過敏症がある場合
屈折矯正手術までの流れ-術前検査
所要時間 2時間
注意事項:術前検査の前に、コンタクトレンズの装用を中止してください
ソフトコンタクトレンズ→2週間前から装用中止
ハードコンタクトレンズ→4週間前から装用中止
検査(1時間)
手術に必要な検査を行います。
※睡眠不足等で目を酷使していると、検査データが変わる場合がありますので、前日は十分に睡眠をとり、目を休めてください。
医師の診察
検査・診察結果をもとに再度適応判断を行い、治療方針を決定します。
カウンセリング
手術の流れ、手術前後の注意事項、手術後の通院日程などをご説明します。
術前点眼薬処方
手術の1週間前から、目の表面のばい菌(常在菌)を減らす目薬をさします。