ReLEx SMILE(リレックス・スマイル)
レーシックを超えた第三世代の視力矯正手術


スマイルは、フェムトセカンドレーザーを使って角膜実質層に切片(レンチクル)を作成し、角膜表面につけた小さな切れ目からレンチクルを抜き取ることで角膜の形状を変えて、近視・乱視を矯正します。
フラップを作らないので、より安全・確実に視力の矯正が可能です。
レーシックとスマイルの比較

レーシックの手術の流れ
- フラップを作る
- 2台のレーザーを使用する
・フェムトセカンドレーザーでフラップを作製
・エキシマレーザーで角膜を削る

スマイルの手術の流れ
- フラップを作らない
- 切開創が80%以上小さい
- フェムトムセカンドレーザー1台で手術を行う
- 2~3㎜の切れ目からレンチクルを抜き取る
フラップを作らないメリット
- 切開創が小さいため、術中・術後の痛みが少ない
フラップを作らず、小さな切開創からレンチクルを抜き取るため、術後数時間は異物感が多少ある程度で、痛みはほとんどありません。 - フラップトラブルが起こらない
フラップがないため、シワやズレなどのフラップトラブルが起こりません。 - ドライアイになりにくい
フラップを作る場合は、角膜の知覚神経を切断するため涙液量が減り、ドライアイになりやすいと言われています。スマイルではフラップを作らないため、知覚神経をほとんど傷つけず、術後ドライアイの症状が軽減します。
手術機器の紹介
精密なレーザー照射プログラムの作成
解析ソフトウェアCRS-Master
ウェーブフロント計測装置WASCA(左側)と角膜形状解析システムATLAS(右側)で計測されたデータを「CRS-Master」というソフトウェアで解析します。
これによって角膜の表面の形状だけでなく、眼球全体の微細な特性を正確に解析することにより、一人ひとりに合わせた精密なレーザー照射プログラムを作成することが可能です。

ウェーブフロント計測装置WASCA
WASCAは、眼球全体の収差(ピントのズレのことを言い、収差が少ないほどくっきり見えます。)を測定し細かな歪みを正確に解析します。
角膜形状解析装置 ATLAS9000
ATLASは、角膜表面の形状、角膜のカーブ、角膜乱視の度合いを測定します。
フラップの作製
フェムトセカンドレーザーVisuMax
ハイスピードかつ低エネルギーの精密なレーザー照射を行うことで、角膜組織へのダメージを最小限に抑え、均一で薄いフラップを安全・正確に作製します。他の組織への損傷が極めて小さく、炎症が起きにくくなっています。

角膜を削る
エキシマレーザーMEL90
MEL90のレーザー照射は非常にハイスピードなため、照射時間が短縮され、快適かつ精度が高い手術が可能です。
※SMILEの場合はフェムトセカンドレーザーのみで手術を行い、エキシマレーザーは使用しません。

手術費用
V-LASIK | SMILE | |
---|---|---|
手術費用 (両眼) |
330,000円 | 396,000円 |
術前検査 | 33,000円 | 33,000円 |
価格は全て税込価格です。

SMILEの適応がない方には、FLEx(フレックス:フラップを作製してレンチクルを抜き取る)か、通常のLASIK(フラップを作製して角膜を削る※当院においてV-LASIKという)を施行します。また、高度近視や角膜が薄いためにLASIKの適応がない方にはICLをご案内いたします。