VERIONイメージガイドシステムを導入しました
2017.07.10
7月に入り気温もぐんと上がり、暑い蒸し日が続いていますね。
伊万里眼科では、6月21日に開院8周年を迎えました!
8周年のお祝いと新人歓迎会も兼ねて焼肉に行ってきました\(^o^)/
そして、伊万里眼科では6月末にアルコン社のイメージガイドシステム
VERIONは白内障手術時に行う切開位置や眼内レンズの固定位置を
手術時に顕微鏡に投影するシステムです。
まず外来で行う術前検査時に、角膜屈折力と乱視軸などの測定を行います。
高解像度のデジタル画像を撮影し、患者様それぞれの血管、虹彩の特徴を捉えます。
このデータを用いて患者様の眼に合う眼内レンズ度数の計算や
トーリック眼内レンズなどによる乱視矯正プランニングを行い、
術中はプランニングしたデータ(角膜切開の位置、前嚢切開の範囲、
乱視矯正眼内レンズ軸)を顕微鏡とモニターに表示し
患者様ひとりひとりの眼に合ったプランで手術を行うことができます。
また、術中に少し眼が動くことがあっても自動で眼の動きを追従する
トラッキングという装置により、より正確にガイドすることが可能です。
VERIONが導入され、日々医療は進歩しているなと感じました。
医療技術の進歩により多様化する患者様のニーズにお応えできるよう
私も頑張っていきたいと思っています!
看護師 武藤