当院のレーシック手術について
V-LASIK
V-LASIKとは、フェムトセカンドレーザーで角膜フラップを作製し、エキシマレーザーで角膜を削って屈折矯正を行うレーザー屈折矯正手術です。波面収差(歪み)や角膜形状を解析し、患者様個々人の眼に合った照射プログラムを作成して屈折矯正を行います。
手術の流れ
フラップを作製
(フェムトセカンドレーザー)
機械台の移動
フラップを剥離
レーザーを照射
(エキシマレーザー)
フラップを戻す
従来のLASIKは、マイクロケラトームというカンナのような機械で角膜を削ってフラップを作製します。このため、フラップの厚みが均一にならず、まばたきを繰り返した場合などに、フラップのズレやシワが発生することがありました。
しかし、フェムトセカンドレーザーによって形成されるフラップは、切断面が直角でぴったりと元の位置に戻るため、シワやズレが起きにくくなっています。
手術機器の紹介
フェムトセカンドレーザー(カールツァイスメディテック社 VisuMax)
ハイスピードかつ低エネルギーの精密なレーザー照射を行うことで、角膜組織へのダメージを最小限に抑え、均一で薄いフラップを安全・正確に作製します。
- 正確で均一なフラップを作製し、術後のフラップ固定が容易
- 切断面がなめらかなため、術後収差の増加を抑えることが可能
エキシマレーザー(カールツァイスメディテック社 MEL80)
MEL80のレーザー照射は非常にハイスピードなため、照射時間が短縮され、快適かつ精度が高い手術が可能です。
デメリット
術後にドライアイやハロー・グレアを自覚しやすい
ハロー・グレア(手術後に暗所で光が眩しく見えたり、にじんでみえる症状)
フラップ切断面と削った角膜の間に段差ができで、光が乱反射するために起こると言われています。